値幅制限超えの注文が可能な証券会社

東証には値幅制限の制度があって、急激な株価の乱高下を防ぎ市場の安定を図っている。証券会社から東証への発注の際に制限値幅外の指値注文は無効になる仕組みだ。これは当然なのだが、多くの場合、顧客から証券会社への発注の時点で値幅制限がかかるようになっている。ここで問題なのは、たとえ期日指定の注文であっても当日の値段のみで制限値幅が決められてしまうことである。明日以降の制限値幅がいくらになるかなどわからないはずなのに実に理不尽である。

これについてずっと不満に思ってきたのだが、驚きの事実を知ってしまった。なんとSBI証券では制限値幅を超えた発注が可能なのである。1ヶ月先に半値で買いたい、といった注文が普通に通る。なんということだろう。長年投資家をやってきたのに全く知らずにおりました。

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