SBIリーシング

オペレーティングリース事業を行うSBIリーシングサービスについて調査。

この分野では以前にFPGが暴騰した際に含み益1億円を達成したのが思い出深い。その後一日で4000万損したこともあるが、とにかく思い出深い。そんな業界に登場した新顔プレイヤーということで調査。

売り上げについては増えてきているが、今期10-12は足踏み。会社によると円高の進行によってドル建ての商品販売が進まないとか。1-3でも円高傾向は続くだろうから今期業績は悪そう。円建て商品を増やすなどと対応策を考えているようなのでちょっとは良くなるのかも。同時期のFPGは絶好調なのでここまで落差があるのは驚き。

人材とか取引相手などを見た感じ、潜在的な力としてSBILSは決してFPGに劣っていないけど、ちょっと堅実さが足りないのかもしれない。とすると、悪条件で組成した商品在庫が捌けるまで我慢すれば改善していく可能性は高めか。特に2月は日銀総裁絡みで円高傾向が強まりそうだが、その後は落ち着くだろうからその辺で買い込むのがいいのではないかな。

時価総額は200億円。FPGは1100億円なので随分大きな差がついている。商品組成力はそれほど違わないように見えるので、とりあえず500億円くらいにはなっても良いのではないだろうか。

一方のFPGであるが、船舶リースの組成が好調のよう。この分野は儲かりそうなのでこっちの業績はきっと堅調。現在配当利回り4.5%水準なのだが、5%水準で買うことができれば損しない気がする。

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