エスコンジャパンリートの投資戦略

2月13日上場のREIT。昨年に中部電力と資本業務提携をした 日本エスコンをスポンサーとしている。

まず現時点の投資口価格は101,600円、分配金利回りは6.18%である。なお、来季と来来季の予想分配金ベースで計算した利回りは6.76%となる。決算期は1月/7月。

中部電力がついているにしては6%超えの利回りは割安に感じる。大和証券と提携したサムティレジデンシャルのような位置づけだろうから、そのあたりを比較してみたい。

短期借入金はTIBOR+0.2%、長期借入金はTIBOR+0.4%~0.5%である。サムティレジデンシャルの短期借入金はTIBOR+0.2%、長期借入金はTIBER+0.7%~0.85%だから、エスコンジャパンが格上。CREロジスティクスファンドと同等くらいのようだ。 CREの利回りは5.29%である。

仮に6.76%が5.29%に是正されるとするならば、投資口価格は28%の値上がりが見込めることになる。強気に買っていきたい。

追記 2019/11/11
4/15に書いたこのエントリですが、状況がだいぶ変わってきたので更新しときます。

この半年ではほぼ予想通りに利回り5.2%程まで価格上昇してきましたが、直近では大きく下げました。値下がりに怖気づいて半分以上投げ売りしてしまったところです。どうもこれは長期金利が上昇傾向を見せたことが原因ぽいです。早速見てみます。

長期的には金利なんて下がるものだと思ってますが、米国金利より日本金利のほうが直近の上がりかたが急ですね。このへんがREIT価格の急落につながっていると見ました。

しかし、日本の金利のほうが上がるような状況がそんなに続くかなという気がします。なのでREIT価格はしばらくすれば戻るのではないかと思ってます。

追記 2020/1/24
新投資口の発行があり、しかし予想分配金は増やす、といったイベントが有りました。発行価額も決定して新高値を取ってきました。予想通りの展開といえます。しかし利回りが5%に近づいてきたのでこのへんで投資口価格の上昇は打ち止めかもしれない。先に述べたようにサムティレジデンシャルの利回りを意識すると、上値余地は10%程度となる。そろそろ売っていく段階と思うので、ここでクローズとします。

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